目次
1.
2.
3.
4. 夏の終わり
5. 雪やこんこ
6.
7.
8.
9.
10.
ペイジ.
ナイト.
クイーン.
キング.
    
昨日まで当たり前に在ったもので、今日も明日も変わらずに在ってほしいものが、ある日突然姿を消すことがあります。
    
    
    モノも、人も、命も、気持ちも。
    
    
    すべてのものは、いつかは無くなるものです。
    
    それが分かっているにも関わらず、無くなったことに対して動揺を覚えるとしたら、無くなるその「いつか」がまさに今日だとは思っていなかったということでしょう。
    
    
    だから「いつか」がいつ来てもいいように、今を大事にする。
    
    今日も当たり前にあるものに感謝をする。
    
    そういうことが大切なのでしょう。
    
    
    …と、前日までコンビニにあった冷やし中華が姿を消した日に、ガックリした勢いでそんなことを考えたのでした。
    
    
    今年の冷やし中華は、今を大事にすることを教えてくれました。
    
    冷やし中華よ、ありがとう。
    
    また来年会いましょう。
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